のの子のつぶやき部屋

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【BL】ヨネダコウ『囀る鳥は羽ばたかない』4巻感想 鳥が囀るのはどんな時だろう?

 

囀る鳥は羽ばたかない 4 初回限定小冊子付 (H&C Comics ihr HertZシリーズ)

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 ついに4巻発売!!発売日まで動悸息切れが激しく、このまま死んだらどうしよう…と思っていました。

 しかし無事に発売日を迎え、新刊を手にすることができました。生きていることに感謝です(泣)

 

 

 というわけで、4巻感想です。

 これまでと同じく、既読前提のネタバレ満載、個人的推量に基づく非常に穿った感想なので、ご注意ください。

 今回も当然長いです。

 こいつの妄想やべーな、というくらい生暖かい目線で読んでくださいませ…(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 今回も人物ごとにスポットを当てて感想を書いていこうと思います。

 

 まずは百目鬼

 前巻で開眼した彼。4巻では程よく苦悩しているのがわかる。百目鬼の内面については顔を見ていればわかるので特にここがこうなのでは?と推察するところがもうあまりない。

 実に精神的に成長したねぇ…わたしゃ嬉しいよ…と近所のおばちゃんのような気持ちになる。

 私のなかの個人的なとらえ方として、創作における苦悩というのは精神的成長の証しであると同時に、大人への通過儀礼的意味合いを持つことが多いと思っている。

 物語の世界において、苦しむことなしに成長するということはなかなかできないことなのだ。

 ジュブナイルではそういうのはわかりやすいけど、囀るはジュブナイルではない。でもある意味成長の話でもある。成長というか人間としての再生に精神的成長も含まれているというか。

 そういう意味では百目鬼は精神的に未成年であったと言える。大人へと成熟する機会を得ないまま体だけ大きくなってしまった子どもだ。(随分でかい子どもだが)

 いま、百目鬼が苦しみ悩んでいるのは彼にようやく訪れた思春期なのだと言えるのではないか。だからその悩みもじつに青臭い。

 好きな人を自分のものにしてしまいたい、というのはだだをこねる子どものような感情で。でもそんなことはできるはずもないので、もどかしくて、けれど自分の気持ちを抑える方法をしらない子どもなので気持ちを持て余していて苦しい。

 本当は百目鬼が悩むようなことはみんな思春期で済ませていることだと思う。矢代も初めての本気の恋で色々壊れてきたな、と思ったけどそれなら百目鬼だった初恋に舞い上がる男子中学生みたいなものだ。

 ただ、若さゆえのなんとかというにはちょっと(どころではないかもしれないが)状況が複雑で、だからそうかんたんに行かない。

 そして、ただただまっすぐでそれだけが取り柄だったような百目鬼だけど本気で恋をすることでちょっとしたズルさのようなものを持つようになる。

 冒頭の『それシーツは井波のですか?』(これ笑うとこですよね…w矢代と百目鬼って二人とも天然でダブルボケ状態だからツッコミ不在だと酷いなと思いましたw)からのくだりで『自分がやります』と言う百目鬼。『必要なことは全部自分がやります』と言ったときの矢代の顔と次のコマでズクンと疼く指(もしくは矢代の胸中)

 百目鬼だって、多分おかしなこと言ってるなという自覚はある様子。

 指が痛むという事が、百目鬼が変なこと言ってるということの証明だという風に思う。百目鬼には小指がない。傷も塞がってない。でも、矢代の身の回りの世話は自分がやりたい、という矛盾。本当に完璧に矢代の世話をしたいなら、他の人間に任せるのが妥当な判断だろう。でも百目鬼は個人的な気持ちの面で他人に任せることができない「だから」小指が痛む。矛盾の身体的表現ということかな、と。そもそも出過ぎたことを言い過ぎだ。

 でも、やばいこいつ何言っちゃってるのってキュンとしてる矢代みたいな風にも読めるし、両方なのかもしれない。

 矢代はそんな風にぐいぐいくる百目鬼に若干引き気味。恋に臆病な乙女状態なのでしかたありませんね。

 その後、矢代の自宅に銃を取りに行き、野生の勘で影山のコンタクトケースを見つける百目鬼。一旦スルーしたのに視界に入った「違和感」にもう一度部屋に戻るところがヒジョーに動物的である。やはり犬。イニシャルK.Kですぐに影山のものだと気がつく百目鬼。頭のことに関しては働きすぎるくらいに勘が働く。そして思わず拝借w バレたら頭に怒られちゃうぞw

 そして多分これが原因で今までよりもより影山への嫉妬心を募らせる。

 百目鬼が…!! あの百目鬼が!!! 嫉妬しているだと!!!!

 一巻の時に矢代が目の前でセックスしてたの真顔で黙って見ていた男と同一人物だとは思えない…。

 百目鬼は鈍い鈍いと言われているけど、興味や感心の対象が常人より異常に狭いというだけで感覚的にはそれなりか人並み以上のものを持っているんだと思う。結構直情型。

 百目鬼に芽生えた独占欲や嫉妬心は普通なら醜い感情の類なのかもしれないが、この場合はやっぱり百目鬼の精神の成長の証しなのだと感じる。

 悩むのはよいことなんだよ百目鬼くん(^.^)

 そしていずれ一皮むけるときがくると思う。清濁併せ持つ、というかね。そうしたら矢代を受け止められる真のいい男になるだろう。百目鬼は成長の中にあって、伸びしろは無限大なのでそんなに心配することはなさそう。なんか危うくても妙な安心感があるんだよね。

 本当に自制心をなくしても、矢代は最終的には喜んでしまいそうだしなw

 

 ただ4巻最後の試練はなかなか…。彼に試練を乗り越えることはできるのか!!!

(流石にこの続きは雑誌読みます。早く電子版配信してええええええ)

 

 

 次は、今回なかなかおいしい感じの竜崎。

 この人も百目鬼ほどじゃないけど、高校生みたいなメンタリティであることが知れる。

 百目鬼が絶賛初恋中なら、竜崎は初めての恋を忘れられなくて拗らせている状態に近い。

 竜崎は竜崎なりに矢代を憎からず思っているんだけど、致命的なのが、竜崎にとっての矢代は最初の印象からなのか「守るべき」「女」という固定観念に縛られているところだと思う。竜崎は根っからの「男」で、同性愛ということを多分全く理解できないだろうし、どう転んでもヘテロなので、矢代と乳繰り合う関係になっても、抱く抱かれるというパワーバランスが基本になる。竜崎にとって抱いた人間は自分の「女」で「守るべき」存在に自動的にカテゴライズされる。男気があって大変結構だけども、こういう思考なので矢代には全く相手にされない。

 抱いても抱かれても上にも下にもならないし、ましてや矢代は精神的にももちろん肉体的にも女じゃない。竜崎に守ってもらうようなか弱い人間でもない。

 竜崎は「あんなのがヤクザに向いてるわけねえだろうが お前らの目はどこについてやがんだ」と言うが、むしろフィルターがかかっているのは竜崎の方だ。

 竜崎の中では矢代は出会った頃の薄汚れて吹けば飛ぶような風体で、もう惚れたりとかいいと言って傷ついていた風の矢代のままなのだ。

 でも、矢代は矢代でそれなりに過去の自分を清算してヤクザの世界で生き残ってきた男だ。情をかけられて守ってもらうようなタマじゃないだろう。

 矢代を殺すことができずに、でも平田にも逆らえなくて使い捨て扱いの竜崎は中途半端だけど、まだ人間的な情が残っているからこうなってしまうとも言える。

 矢代に対する情を捨てきれない竜崎は、良い奴なんだなー…としみじみ思った。でもその健気さは矢代に全然伝わってないか、伝わっていても無視されているかなので哀れとしか言いようがない…(負け犬とまで言われちゃってさぁ…(-_-))矢代は自分に向けられる感情には敏感そうなので竜崎がどう思っているかは案外わかっているのかも…。

 竜崎は現時点で一番死亡フラグ立っているけれど…。果たして生き残れるのか!!

 

 次は平田。

 そんなに目立った出番はなかったけど、なんとなく矢代に対してどう思っているかわかったような気がする。

 まあ、ようはコンプレックスとか劣等感みたいなものなのかなーと。

 作中で、矢代を跡目にすることについて、長男差し置いてヤリマンの孫娘に後継がせるようなもんだって言っているけど、外から見たら多分そうなんだろうが、矢代をずっと下に置いてその働きを見てきた平田はひょっとしたらちょっと見かたが違うのかもしれない。

 平田は掃除屋に矢代のことを伝えるとき「一旦スイッチを入れたらお前らと同じだと思え」と言う。このページの二人の対比は対立する敵同士ということをわかりやすく見せていて、ただの状況説明以上に二人が同格であるということが視覚的にわかるようになっているように思う。

 平田は矢代がある意味で一線を越えた男で、危険な存在であるということを知っている。ずっと部下として使ってきたのだから当然だ。

 矢代の力量は十分に知っているのだ。

 だから、平田は自分が根本的な部分で勝てないということを悟ったのではないだろうか。

 ヤクザとしての力量で負けるというのは、贔屓で上に取り立てて貰ったということよりもきっと屈辱的だ。実際に三角に気に入られているという事実はあるだろうが、それを抜きにしても矢代はきっとうまくやれる。そういう男だ。三角が後継にすると決めた時点で平田は負けた。そういうことが本能的に分かったのだろう。

 だから、道心会自体を抜けることにした。

 矢代との真っ向勝負から逃げたとも取れるし、自分を選ばなかった三角への意趣返しでもある。へそ曲げちゃったんだね。拗ねてる。かんたんにいうと。

 いろいろ分析してみたものの、まあ好きにはなれないキャラである。ヘタレだけど竜崎には男気があるが、平田はそういうのが全然ない。こてんぱんになって負ける前にちょっとでもカッコイイ所見せて-!!

 

 

  続いて、三角さん天羽さん。

 登場ページは少ないけど、存在感ある二人。それに二人のちょっと微妙な間柄もなんとなく忍ばせる会話。

 天羽さんがヤクザじゃないって読んでいて気づかなかった。疑似でも親子になってみたかったの意味が最初わからず、他の方の感想でようやく意味がわかったのでした^^;

 そうなると天羽さんの立場って本当微妙。三角さんは天羽さんをヤクザにはしたくなかったのかな。でもそばには置いておきたい、という感じ? うーんわがままなおじさんだ。

 天羽さんが、疑似でも親子になってみたかった「今はもう叶わないが」って指をくいっとするんだけど。ここがわからなくて。今後天羽さん過去編を読める日は訪れるのでしょうか。

 (追記:10月9日

天羽さんと三角さんの関係は

 こういうことらしいです。三角さんは天羽さんに『普通』の人生を送ってほしかったのだろうけど、天羽さんにとっては三角さんと出会ったというところで『普通』ではいられないのだろうな、と思う。

 矢代と百目鬼の実の親子関係だったり、ヤクザの親子関係だったり、三角さんと天羽さんの関係だったりと、親と子、血の呪縛、血の契りというのも4巻のキーワードなのですね。)

 

 

 ここでの三角さんと天羽さんの会話が何回読んでも右から左で頭に入って来なかったのでヤクザの組織形態についてのおさらい。

 本編を何度読んでもヤクザの組織図を忘れちゃって、三角さんと平田さんと矢代の関係性がわからなくなるんだけど。(私だけじゃないと思いたい…)

 わかりやすい図を引っ張ってきました↓ 

 3巻発売時のヤクザライターの鈴木さんのツイートです。

  非常にわかりやすい。でもしばらくするとまた忘れてしまうという鳥頭…。

 

 ついでに若頭というものがどういうものかの一連のツイートも。

 

 

 

 

 本来は、平田は三角さんの兄弟筋ってことで、(三角さんも兄弟の盃じゃだめなのかって言ってるし)「三角の兄貴」と呼ぶ関係だ。でも平田は三角さんを親として慕っているので「三角の親父」と呼ぶ。あえてこだわってそう呼んでるってことだろうか。

 三角さんが道心会の会長になって、矢代が若頭になった場合、平田は三角さんの兄弟なので会長の舍弟になって、一応そのままスライド式に昇進はできるけど、でも平田は一の子分、若頭になりたいと。

 上の鈴木さんの一連のツイート見るとやっぱり若頭は特別で、跡目に選ばれるってことが重要なのだろう。そこを通らなければトップには立てないということだし。

 こんなにごちゃごちゃしちゃうのも三角さんがモテモテなのがいけない。しかも三角さん鈍い! 罪な男である。

 三角さんが真相に気がついておしおきしてくれるかなと思っていたけど、三角さんもあまり気が進まない様子。しかも状況的に大きな揉め事は起こせない時期。三角さんは今後どう動くのか…。三角さんの見せ場が欲しいところ。

 (鈴木さんの囀る関連のツイートはすごく面白かったんですけど、リアルにヤクザ社会と関わりのある人なんでちょっと控えてくださいって編集部に釘を刺されてしまったみたいですね^^; 編集部の方もそこまでリスク管理ちゃんとするのだなーと変に感心) 

 

 

  次は、4巻の主役、七原!!

 死亡フラグ回避おめでとう(^^)/

 七原との出会いも矢代の運命を変えた分岐点なのだなとなんだかじんわり…。七原が弾除けにならなかったら矢代死んでたかもしれないしね…。

 百目鬼とは別方向にバカでまっすぐでそして矢代を慕っている七原。七原がどうして矢代についていこうと決めたのか、七原と矢代の出会いの過去編。

 矢代が言うように七原には人を見る目はないんだと思う。(だから勘違いして竜崎を殺そうとしたりするし)見る目がないというか、見たものでしか考えられない。裏があるということを読めない。つまり一言でいうとバカということなんだけど。

 でも七原には偏見がない。人を色眼鏡でみないって実はとてもむずかしいことだ。この人は過去にこういう事があったからこういう人間なんだろうと勝手に判断する。でも七原は自分で見たことでしか判断しないから、そういうのがない。やっぱりバカといえばバカなんだろうし、考えなしなんだろうけど、矢代のそばにいるにはやっぱりこういうバカが適してるのだろう。いろいろ考えを巡らせてしまう人はだめなのだ。

 騙されて、ボコボコにされて、目の前には唯一助けを求められる存在の矢代がいるのに七原は泣きながら「アンタに助けは求めねえ」と言い放つ。

 こういう七原だから、矢代は助けちゃった。

 気まぐれでもなんでも、七原の何かが矢代の心を動かしたのは事実だ。

 そして側においてくれと頭を下げる七原、という場面で鳥が鳴く。

 この鳥が鳴く、というコマ。読み返していると今までもそれほど多くはないが何ヶ所か見つかる。囀る鳥は羽ばたかないというタイトルにあるように鳥は作品では重要な意味があるように思う。作中で鳥が鳴いている場面は矢代の中で何かが起こる瞬間なのかな?という風に思う。でも如何せんそんなに頻繁にはでてこないので確信はまったくない。でもどんな意味があるんだろう?と考えながらまた読むと楽しい。

 

 最後は矢代。

 メンタリティ的には3巻程の混乱はなくなったように見えるけど。

 けれども。

 前以上に百目鬼がもうぐいぐい来るもんで、もう内心は大変よって話で。

 矢代は、百目鬼のすることは拒絶できない。なんたって本気の人には弱気な乙女状態発動中なので。

 この拒絶できない弱腰状態が矢代のいう「怖い」状態なのかな?と。そして自制をなくしかけている百目鬼への牽制でもある。矢代自身も力では敵わないことはわかっているから。

 そして、例のレクサス事変で、ついに矢代は百目鬼があれしてあれするときの顔を見てしまう。

 『おまえがヤリたくてしょうがねえって顔すんのちょっと見てみてーな』という例のセリフだけど。これは、矢代の中で百目鬼はそういう顔をしないだろうという前提がある。しないだろう表情だから見てみたいという気持ちになる。

 で、実際みてどうなったかというと。

 怖くなっちゃったと。

 22話はそれが一連の流れになっているような印象。

 百目鬼は、気づかれたかもしれないと不安になる。

 車中での行為は、本当に百目鬼のうっかりというか、勘違いというか。『錯覚した 求められていると』という百目鬼の独白の通り、矢代にはあの場面で百目鬼に手を(手じゃないが)出したことにラブな意味合いはなかったのである。(100%ないわけじゃないけど)

 これは、矢代の生存本能というか。

 人は死ぬかもしれないと思うと種を残そうという本能が働くと聞いたことがあるが、まあそんなようなもんで。

 百目鬼も弾道がちょっとでもずれていたら死んでたし、自分もそう。木刀振り回して久々にサドッけ発揮したりして、アドレナリン出まくりで、血が滾ってしまった矢代さん。

 で、目の前に本人は自覚していないが好きでしょうがない人が突っ立ってたので本能的にいたしてしまったと。

 百目鬼はそれにつられてしまった。だから反省するのだけど。

 矢代は何か感じ取るものがあった。

 

 その後の百目鬼のアパートのシーンで。

 百目鬼は強ければいいのに、とこぼす。自分よりも矢代が強ければ百目鬼を力で退けることもできる。もう相当ぎりぎりな様子の百目鬼。そうとう参ってるw

 矢代と百目鬼との関係において、百目鬼が性的不能であるというのは絶対のことで、だから矢代も百目鬼をそばに置いてきた。できないということが前提ですべて冗談で流すことができたものが、できるようになってしまったら冗談ではすまなくなる。

 

 22話での百目鬼と矢代の会話では矢代の本心はわからない。ただ、百目鬼を遠ざけようとしているということがわかる。

 可愛いはずなのに怖いと思うようになった、という矢代のセリフを展開の流れだけで意味を読み取ると、自制の効かなくなった百目鬼百目鬼も自覚あり)に対する身体的恐怖ということにとれる。

 描写がそこにクローズされている気がするので。

 だから、この俺がという表現になるのかな、と。

 百目鬼も自覚がありまくるくらいあるから叱られた犬のような顔をしているし。

 

 そして、セックスするかという言葉は完全に別離を意味する(という風に百目鬼は思っている)

 いつからと聞いた後、矢代が「そっか」と繰り返したのは、矢代にとっての別離が思ったよりも早い段階で訪れていたことにたいするつぶやきなのかな、と思う。

 そんなに前から、二人の関係の崩壊ははじまっていた。

 

 

 

 

 というわけで、二人にとっての試練の時を迎える…。

 

 

 

 

 おいいいいいいいいいいいいいぃいいいいいいぃぃぃぃ!!!!!

 つづきーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

 

 って感じなので、雑誌読んだらまた感想書きます(;^_^A 電子版待ちです。

 

 

 

 

 最後に個人的萌えポイントと気が付いたことを

百目鬼が矢代が力では自分にかなわないことに気がつくけど、多分作中で百目鬼に物理的に力で勝てる人っていない気がするのだが。

・過去編の矢代は今より若ぶってる。昔から今の三つ揃いスタイルだったわけないけどなんか、矢代も若かったんだなと思うw 黒系のシャツに明るい色のスーツというチンピラ(もしくはホスト)スタイルは今はもうしないだろう。

・初見の七原も見とれる矢代って現実にいたらどれくらいの美形度なのか気になるところ。

・ボロボロの七原をさらにボコって興奮する矢代さん。

・この状況で俺目の前にして七原かよ…って竜崎ぼやくけど、矢代の中での竜崎の順位って多分そんなもんだと…竜崎(´;ω;`)ブワッ

・どうかしてるぜって自分で言っちゃう竜崎(´;ω;`)ブワッ

・中途半端なところで中断されて、え?って呆然となる矢代が可愛い。

・「女じゃねえんだから、丁寧にやるな」というセリフがこの作品を体現してるなと思った。

・風呂上りの百目鬼の体をみるときの矢代の目線がw思わずって感じでwww

百目鬼も結構慌ててたのか、傘はもってくのに上半身裸というwwシャツ着なさいw

・小冊子、過去エピソードなのかと思ったらよく読むと百目鬼の夢のようにも見える。実際に警官時代に会ったことがあって、記憶の奥底にしまわれてあったのだろうか。遠火というのは、遠くに見える火のこと。このなんとも言えない雰囲気すごくいい。本編にはない感じの淡さ。

 

 以上です。今回も長かったですね…!!!自分でもびっくり。

 こんな長い文を最後まで読んでくださった方ありがとうございましたm(__)m

 

 

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